【愛する道具 13日目】こて、買い換えました
どうも、まるさ@maruuusa83です。
まるさのひとりアドベントカレンダー13日目です。
電子工作道具箱シリーズ第3回!!!
- 電子工作道具箱第1回:【愛する道具 2日目】ツマンデ・オサエテ
- 電子工作道具箱第2回:【愛する道具 7日目】ニッパとラジペンがダメだとダメ
電子工作といえばはんだ付け
電子工作にははんだ付けがつきものですし、とするとはんだ鏝が必要になるわけですね。
これまで使っていた鏝は100円均一で買ったもので、鏝先をメーカ品に付け替えて使っていました。鏝先大事。
古い鏝の写真は残っていませんでした・・・。
鏝に求められるポイント
鏝で最も重視されるのは「鏝先温度」です。
安い鏝だとワット数が示されていたり、いい鏝だとダイヤルで温度設定ができたりします。
ところで、同じ温度設定でも値段はピンキリです。
300円で買える鏝もあれば、55,000円の鏝だってあります。
まったく同じ使い方するのに!値段が180倍も違うのかよ!!!!
さて、じゃぁユーザは高い鏝に何を求めるんでしょうか。
ぼくはこんなことを大事にしています。
- 鏝先温度が安定していること
- 鏝先温度が設定できること
- 目的の鏝先温度になるまでの時間
悪い鏝を使ってみるとわかりますが、とにかく鏝先温度の安定が重要事項になります。
温度設定はべつにできなくてもどうにかなりますが、冷めたり熱くなりすぎたりするのは困るわけです。
白光 FX-600
今使っている鏝がこちら!
白光 FX-600です。鏝は白光さんかgootさんでしょ、という勝手なイメージがありますw
見ての通り、温度調節ダイヤルがついています。
真面目な温度調節機構がつくモデルだとオシロスコープとプローブのような感じでコントローラ部と鏝部に分かれてたりします。
となると結構邪魔になるし、値段が張るわけですね。
「なんとなく温度が調整でき」て「コントローラがなく」て「出力の安定感」が「個人で買いやすい価格」で手に入るのでこいつを選びました。
セラミックヒータで加熱が早いのでさくっと作業が始められてとてもいい感じです。
実際作業してみても、温度が下がりにくて使いやすいです。
レイアウトを小さくしたいときは、左の小さい基板のようにはんだショートを多用するので弱い鏝だと作業の効率がずいぶん悪くなります。
ですがこの鏝だと全然気になりませんでした!グッド!
コードの根元のタイラップ
鏝から出るコードの根元にタイラップの輪がついています。
これは作業スペースにぶら下げるためにつけています。
めっき線やらテスターやらもぶら下がっていますwこの天井の高さは140㎝くらいなのでぶら下げたまま使えるわけです。
机が広く使えるので結構気に入っています。狭いけど。
さいごに
これまで300円の鏝でも普通にやってたので、何でもいいんじゃねといえばそうなんですがw
やっぱり鏝先温度が下がりにくい鏝だと仕事が早く終わっていいですね・・・。
100V交流用に使う電源コードを取回すようなときはもうこいつじゃないと作業できないだろうな・・・
それでは
今回はこのへんで ノ
まるさ
【愛する記事 12日目】ポットはお湯が沸けばいいと思ってませんか?
どうも、まるさ@maruuusa83です。
まるさのひとりアドベントカレンダー12日目です。
ぼっちアドベントカレンダー、コーヒーの記事第二弾です!
TOKYO COFFEE STYLE FESTIVAL 2015 WINTERに行って参りました!
なんだか超盛り上がっていて熱気ムンムンでした・・・。
コーヒーを抽出したい
コーヒー抽出したくないですか?
抽出したいですよね・・・。わかります。
さて、コーヒー記事第一弾を読んでドリッパの用意はできているはずです。
あと必要なものはポットですね!!!!
ハンドドリップで飲みたい、ということで電気ケトルだとか笛のついたヤカンからジョボジョボとなさる方を時々お見かけします。
が!抽出の時点で一番大切なのはドリッパよりもポットであるとぼくは思うのですね。
抽出中のお豆は非常にセンシティブですから優しく扱いたいわけです。
パール金属 H-9475 1.1Lポット
買ったのはもう4年前になりますね・・・。3月までメインのポットとして使っていました。今は湯沸し用ですw
パール金属 H-9475 1.1Lポットです。
素材はボディがSUS304で底面がSUS430だということになっています。つまりIHヒータでも使えます。
通販とかだと「【IH対応】 18-8ステンレスポット」とかいう変な表示を見ますが底面だけは素材が違うんですねw
グリップとつまみが耐熱150度のフェノール樹脂となっていて、ポットで直接お湯を沸かしてもすぐに使えるという良さがあります。
ガスで沸かしてもそのままで全然熱くないので便利ですw
さて、大切な投湯についてですね。まずは細出しから。
しっかり細く出ます。また首が横に長いポットなので、投湯の時にポットが動いても湯量ブレが起こりにくいです。これは本当に淹れやすい。
デザイン性の高いポットなどだとこの辺のコントロールが難しかったりするので、初めてハンドドリップする人にはこのポットをおすすめしたいです。
今度は太く出してみます。
結構な湯量が出ます。
太出しにすると首長なので湯に勢いがついてコーヒーがかなりかき回されてしまいます。
ですから実際に使えるのはもう少し細く出したところほどまでです。
とはいえ、傾けるレンジもずいぶん広いのでとてもコントロールが楽なポットで気に入っています。
Kalita コーヒー達人 ペリカン 1Lポット
これが現在メインで使っているポットです。
かの有名なKalita コーヒー達人 ペリカン 1Lポットです。
こういう形状の琺瑯ポットというと月兎印が非常に有名です。見た目も可愛く機能性も高いということで人気のようです(恥ずかしながら使ったことがない)。
琺瑯でできたポットなので、沸かした湯に与える影響が少ないです。美味しいコーヒーをたてるには、お水選びも大切なんですね。
きちんとIHにも対応しているようです(使ったことないけれど)。
さて、この注ぎ口は有名なカフェ、カフェ・ド・ランブルのマスターのこだわりから生まれた「鶴口」です。
現在では月兎印も手掛ける野田琺瑯さんが生産を引き受けているそうです。いやぁ、野田琺瑯さんほんとすごい。
Kalitaのペリカンが野田琺瑯製であるという公式の証拠を見つけることはできませんでしたが、たぶん野田琺瑯製であると思います。
というのも野田琺瑯の出す「ランブルポット」というポットと口の形状が同じで、色というかシルエットも野田琺瑯っぽいというかw
(「野田琺瑯製」と表示して販売しているネット通販も見かけました。)
野田琺瑯のランブルポットは1.7Lポットで個人で使うには少し大きいのでKalitaのペリカンを選ぶことにしました。
御託はおいておいて細出しのお湯を見ましょう。
うーん、写真だとH-9475との違いがわからないw
ランブルポットは一滴ずつでも投湯できるというのが特徴です。
これは口の先端が細いことのみならず、首のほうに湯が垂れない湯切れの良さも大切です。
ズバッと切れるこのポットだからこそ一滴ずつ落とせるわけですね。
太く落としても、首がボディ側に寄せてありますからH-9475ほど勢いもつきにくいです。
ただし、腕を動かしたときの湯量ブレが大きいので、練習が必要です。
結構難しいですね・・・
ですが、やっぱりこのポットが一番お気に入りです。細さがとてもいいです・・・。
言葉じゃ表しにくいですねw
さいごに
コーヒーを淹れるにはお湯をかければいい!ということは決してありません。
もしヤカンや電気ケトルから直接注いでるのであれば、ポットを変えるだけでもっともっとおいしくなります!練習すればさらに!
こんどは月兎印の買って使ってみたいですね・・・。
次のJHDCの指定器具が発表されたらそれも見ながらもうひとつポットを選んでみようかなあ~~~
それでは、今回はこの辺で! ノ
まるさ
ぼくが1杯のコーヒーを抽出終えるまでに考えること
どうも、まるさ@maruuusa83です!
コーヒー Advent Calendar 2015の11日目を書かせていただきます!
こーひーおいちい
コーヒーっておいしいですよね。
とってもおいしいと思うので、5~6年ほど前にハンドドリップを始めました。
最近コーヒーについてお話する機会が増えて、
「案外ぼくも色々考えながらコーヒーを入れていたんだなあ」
と感じています。
というわけで、コーヒーを趣味と主張するなりに考えていることをちょろっと書き出してみようと思います。
コーヒーが趣味といっても、本をたくさん持っているわけでも、誰かの弟子になったことも人に指導されたこともありませんw
ただ毎日、どうやったらコーヒーがおいしくなるのか、独りひっそりと研究しているだけですw
1.飲むシチュエーションを考える
ぼくがコーヒーを抽出するのにまず考えることは、飲む状況です。大切っぽいことを大切だと思う順に書き出してみました。
- 誰が飲むのか
- 何を食べるのか
- どこで飲むのか
- どう飲むのか
飲み手の好みは当然大切ですし、食べ合わせをどうするのか、どこで飲むのかなど様々な要因をもとに豆を決めます。
豆の買い出しに向かう最中ずっと考えていたりするので、買い出しの時はニヤケてヘラヘラしてるので気持ち悪い人になっていると思いますw
2.お豆を買う(ロースト含)
たいていの場合、生豆で販売している店に行きます。
最初に決めたシチュエーションに合うように味を想像してみて、お豆を決めます。
このとき、場合によってはおおよそのお豆のアタリをつけたのち、お店の人に目的と味の要望を伝えて相談に乗ってもらいます。
ローストもお店でやってもらうので、お店の人と相談をしながら炒りの深さも決めます。
自分でローストできると同じ豆でもいろいろ表現できていいと思うのですが、なんだかビビッて手を出せずにいますw
やりだしたら楽しいんだろうなあ~~~
大切な提供の場やプレゼントのときは先に試し買いをして、想像通りの味かどうか確認したのちに提供します。
お店の人に相談するのはとても勉強になります・・・。
3.抽出する
誰かに提供するコーヒーは、できるだけロースト後の3日目としています。
炒りたての豆はなんだかトゲトゲした味がするように感じるので、お豆が落ち着いて古くなりすぎない3日目がベストの日だと思っています。
ガリガリと挽いたのちに実際に抽出します。
基本的にはペーパードリップを行います。HARIOの円錐ドリッパかKalitaのウェーブシリーズのドリッパを使います。
両方とも円錐形のドリッパですが、これがいいんですね・・・。
抽出!!!!ぼくはお豆はそれぞれが「好みの投湯ペース」を持っているのではないかと考えています。
お豆を買って最初の抽出では、1粒かじってみた感じと香りから「お豆の投湯ペース好み」を想像してみます。
その後、抽出の最中の香りだとか、結果だとか、そういう中から「こうするほうが嬉しかったんだなあ!」というお豆の気持ちを読み取って、最終的な投湯ペースを決めます。
ぼくはこれを「お豆とのおしゃべり」と呼んでいます。とても楽しいですが、とても難しいお仕事だと思いますw
4.抽出完了
スプーンで1杯すくって飲んでみて、最初にイメージしていた通りの味であるかどうか確認します。
想像していた味であるとき、本当に幸せな気持ちになれますw
お豆の持つポテンシャルを引き出してあげることができたか、食べ合わせに合う味なのか、いろいろなことの最終確認になります。
この味なら飲み手に喜んでもらえる!という、そんな味づくりはとても楽しいものです。難しいですが・・・。
ちなみに、この写真のコーヒーはエスメラルダ農園のゲイシャです(ザワザワ)
さいごに
コーヒーが好きだというと、よく「好みの豆の種類は???」と訊かれます。
これはとても難しい質問でw 「みんな違ってみんないい!!!」というようなことを力説しますが、「???」という顔をされがちですw
だからこそ、味づくりはとても楽しいんだよなあ、と。
コーヒーの魅力ですね・・・!
コーヒー好きのみなさんは、どのようにコーヒーを楽しんでいますか???
みなさんの楽しみ方、お聞かせください!
それでは
今回はこの辺で! ノ
まるさ
【愛する道具 11日目】tmuxと出会ったのは最近のことです。
どうも、まるさ@maruuusa83です。
まるさのひとりアドベントカレンダー11日目です。
プログラミングがテーマの記事、第三弾です。
3回目にしてようやくアプリケーションの話ですw
今回は地味~な記事でございますw みんなが使う、あの道具のお話です。
普段のプログラミング環境
ぼくは基本的にプログラミングはVから始まる3文字のエディタを使いたいタイプの人間でございます。
そのせいもあってか、できればプログラミングをするときにはあまりマウスに触りたくないんですね。
というわけで、適当なサーバだとかVMとかにSSHでつないでCentOS上で開発するのが好きです。マウス使わなくていいし。
普通にSSHをつないでエディタを開いて、コンパイルなり実行するなりするときはエディタを閉じて・・・だなんてことをやっていました。
当時は気になっていませんでしたが、今思えば面倒で苦しいですね。
そう、最近になって出会ったわけです。あいつに・・・!
ターミナルマルチプレクサ tmux
ひぎぃ!なんで今まで知らなかったんだ!悲しい!!!!
仮想端末マネージャともいうんですかね。よくわかりませんが。
たくさん便利なことがあります。
- 1つの端末(SSHの画面)上で、画面分割によって複数の(仮想の)端末を扱える(先の写真参照)
- 「ウィンドウ」機能で複数の画面を持てる(Macでいうところの仮想デスクトップ)
- アタッチ/デタッチ機能で接続の状態をそのまま保存できる
- SSH上でマウスなしに任意の部分のコピー&ペーストが行える
サーバとの回線が切れちゃったとしてもtmuxがセッション情報を保存してくれているのですぐ元の画面に戻ることができます。
適当なサーバを踏み台にして1つの画面で複数のサーバにSSH接続することもできますね。
なんかこの手の話題はマサカリが飛んできそうで怖いですねえw
一番よくやる分割
母艦の画面の解像度が1920x1080のマルチスクリーンでたっぷり使えるのでこんな感じにしてます。
だいたいこんな感じのウィンドウが増えていきます。
右側の画面ではgitのグラフを出してたりすることが多いです。いやあ、便利ですねえ。
実行に時間がかかるプログラムでも別ペインなり別ウィンドウで走らせるなりしておけば作業が止まることはありませんね。
環境構築やなんかするときもこの分割がとても便利なものです。
どうしてもyumやらapt-getやら必要になりますが、tmuxがあればその実行中も別のペインでゴリゴリ作業が進むので効率がいいですね。
.tmux.confのソレ
set -g prefix C-t unbind C-b # about pane bind h select-pane -L bind j select-pane -D bind k select-pane -U bind l select-pane -R bind -r H resize-pane -L 8 bind -r J resize-pane -D 5 bind -r K resize-pane -U 5 bind -r L resize-pane -R 8 # about copy mode setw -g mode-keys vi # esc set -sg escape-time 0 # reload conf file bind r source-file ~/.tmux.conf \; display "Reload conf file"
基本的にはコマンドをあのエディタっぽくするだけで、デフォの設定ばかりですw
tmuxを使っているとなんだかエスケープキーの感度が悪いので、set -sg escape-time 0
によってそのラグをなくします。
あっあとconfファイルのリロードコマンドは便利(というかないと超不便)なので付けておくとよいです。
今の運用
tmuxでセッションを保存できるのは本当に便利なので、つい先日tmuxサーバを設置して複数マシンで同じtmuxを共有できるようにしたところです。
母艦と外用PCとを使っている人だとあるとメチャメチャ便利ですね・・・
・・・あれw なんかこの節書くことがあんまりなかったw
まとめ
下手なIDEとかよりもずいぶん便利なんじゃないかなあとか思っています。
細かいいろいろなツールを効率よく扱うことができるようになるので、前よりもずっと楽になりました。
本当になぜ今まで知らなかったのかw プロコンやってるときとかに知りたかったw
まだtmuxを使ったことがないキミ!使ってみよう、tmux!(雑)
それでは、今回はこの辺で~~~ ノ
まるさ
【愛する道具10日目】これ43,252,003,274,489,856,000通りだってさ
どうも、まるさ@maruuusa83です。
まるさのひとりアドベントカレンダー10日目です!
ようやく10日目です・・・。
これだけ記事を書いていると、今の家に越してくるにあたってお別れしてきた道具が恋しいです。本当に。
今の家は物凄く狭い(四畳半)なので使っていた道具を集めるとぼくの住むスペースがなくなってしまいます・・・。
ルービックキューブをやりたい
なんか、ルービックキューブってかっこよくないですか?
なんかかっこいいですよね(こなみ)
というわけで、中学の頃にルービックキューブを始めました。
公式キューブを買って一生懸命練習したわけですね。
ぼくのいう公式キューブというのは、メガハウス社が出しているルービックキューブを指しています。
公式だなんだって、何が公式なのかよくわかりませんが、そう呼んでいますw
まぁ大会に出たいとかではなくただ淡々とタイムの向上を目指していました。
動機が雑なのでタイムも伸びず、30秒台後半で成長は伸び悩んでいます・・・。
DaYan ZhanChi 3×3×3 57mm Stickerless
現在愛用のキューブです!
DaYan ZhanChi 3×3×3 57mm Stickerlessですねえ。大雁 展翅と書くようです。
沖縄にいたころは公式キューブでも練習していましたが、置いてきてしまいました。
さて、Stickerlessという名前だけあって、ステッカーが貼られていません。ロゴはおいておいてください。
公式キューブはステッカーが剥がれて剥がれて仕方がないので、練習用に使っていると手がベタベタになるし張り替えるのも面倒なのでステッカーレスを選びました。
いえいえ、そんなことより
大事なのは中身なんです。
このおかげで大ベストセラーのキューブになったそうです。
軸に位置する中心のキューブをセンターキューブ、辺に位置するキューブをエッジキューブ、角に位置するキューブをコーナーキューブと呼びますが、いくつかの特徴を持っています。
「ルービックキューブ 分解」で検索するとわかりますが、キューブどうしをつなぐ部分がずいぶんと異なっています。
エッジキューブにはTパーツと呼ばれる部品がついています。オレンジの部分ですね。
ポップと呼ばれる、ソルブ中にパーツが外れてキューブがばらばらになってしまう現象がありますが、このパーツによってそれが起こらないようになりました。
さらに、それぞれのパーツも角がまるいように作られているため、正確に面を合わせなくても別の面を回転させることができます(伝われ)
センターキューブはそれぞれの面で「回転のしやすさ」を調整するネジを持っています。
このおかげで好みの固さにできるわけですね。
ちなみに今はMoYu TangLongというキューブが流行っていると聞きました。
魔域ってなんだかかっこいい社名ですねえ。買ってみたいです。
まとめ
「ルービックキューブって回すだけでしょーーー?」なんて私も思っていた時期がありました。
ですが同じものに見えてもたくさん種類があって、数年ごとにキューブのトレンドがあるらしいです。
あまり詳しくはないですが、DaYanはずいぶんと古いトレンドのようですw
「とかいって結局手順覚えるばっかりなんでしょ~」
というイメージもあるかもしれませんが、そんなことばかりでもないです。結構頭の体操になって面白いです(頭使わないで解こうと思えばそうできますが)。
ニュルニュルとキューブ回せるようになるのも面白いですねえ。
ぼくは地味ーーーな特訓するのが好きなんだなあと感じる趣味ですw
30秒前半に乗るようにまた練習しようかなあ。
それでは
今回はこの辺で! ノ
まるさ
【愛する道具 9日目】越してきて和包丁デビューした話
どうも、まるさ@maruuusa83です!
まるさのひとりアドベントカレンダー9日目です!!
お料理シリーズ第2弾!
- 第1弾 : 【愛する道具 5日目】お料理するよ!三徳包丁
第1弾に引き続いて第2弾も包丁の話です。
おさかなをたべる
沖縄らしい魚ばかりたべてきました。
ぼくには、内地の魚というのが、見当つかないのです。ぼくは南国の沖縄に生まれましたので、青魚をはじめて見たのは、よほど大きくなってからでした。ぼくは青魚という、脂ののった美味なる魚は全然知らず、魚とは真っ赤で、もしくは真っ青で、脂が美味しいのは鮭くらいなものであるとばかり思っていました。
--- 県民失格
実家にいたころ食べた青魚といえば秋のサンマくらいで、めったにイワシやらサバやら食べることはありませんでした。
サバ缶はあったか。
調理するにしても、沖縄だとマルで鍋に放り込んで煮付けたり、既に切られた(自分ではマルで買えないような)大きな魚を買ったり、そういうものだったので魚を三枚におろすような機会はなかなかありませんでした。
内地に越してから、アジなる魚に出会い、魚をおろして調理する機会が増えたので出刃包丁を準備することにしました。
どうして三徳包丁じゃダメなんだろうか
普通の三徳包丁では刃が軽すぎて薄すぎて骨が断てません。
出刃は刃元が太いので頭落とすのも楽ですし、刃先も尖ってよく切れるので内臓を出したり腹骨すきをしたりも楽です。
基本的には刃の重みで切れてしまうので楽です。魚おろすときには必須だなあと感じています。
そういえばラムチョップの骨落としにも便利でしたよ。
使っている出刃包丁
こいつがぼくの出刃だ!!!!!ドゥン!デンデンドン!!
鋼の包丁!やったね!!!
白紙二号鋼ですよ!安来鋼ですよ!!!!
・・・はい。
これはかっぱ橋の鍔屋さんで購入して参りました、鍔屋 安来鋼白紙二号 出刃 五寸です。
4日目の記事で左利き言うたやん!と思った方。ぼく包丁は右なんです。
和包丁には鋼が使われますが、日立金属の安来鋼という鋼がよく用いられます。
青紙、白紙、黄紙、銀などなど成分によって名前が変わり、炭素量などで番号が決まります。(参考:日立金属株式会社 YSS高級刃物鋼)
銀はステン鋼系ですので、和包丁の出刃となると○紙になるわけですね。
一般に黄紙<白紙<青紙の順で上質とされていて、板前さんのような包丁のプロの方々は「青紙二号本焼」なんてそんなかんじのものを用いるわけです。たぶん。
白紙には白紙の、青紙には青紙の良さがあるはずなので、一概にはいえないんでしょうけれども。
古来の鋼の製法であるたたら製鉄による鋼を玉鋼と呼びますが・・・
・・・もううんちくはどうでもいいですね。
ところで、こんど洋包丁のほうも次は鍔屋さんにしようかなあとか思っていますw
こういう専門店というと店主さんが怖かったりとかして入りにくかったりするものですが、とてもよくして頂きました。
角巻(柄の刀身側先端の黒い部分)は水牛の角を使うそうですが、たまたまぼくが購入した個体は角の希少部位だったらしく、店員さんがハイテンションになりながら包んでくださいましたw
本来もっと濃い黒で、白の部分は高級包丁に使うとのことでした。こういう明るい色のものはこの価格帯だとかなり珍しいとのこと。
大切にしますw
料理する
さんまを
あじを
刺身にして
りゅうきゅう丼にしたり*3
するめいかを
さばいて
塩辛を漬けてみたり*4
そんなことをします。
飯テロでした。
さいごに
道具にはあまりお金をかけない主義ですが、料理は結構やるので包丁くらいいいものにしようということで買ってみました。
これまで三徳包丁でもやってましたが、出刃を買ってからはずいぶん楽になったので魚を食べる頻度が増えました。いいことですね。
一人暮らしのみなさん!おさかな食べてますか!!!おさかな食べよう!!!!!!
それでは今回はこの辺で ノ
まるさ
【愛する道具 8日目】円こそが最高の図形だと思う
どうも、まるさ@maruuusa83です!
まるさのひとりアドベントカレンダー8日目です!!
忙しすぎ()
今回はコーヒー抽出に使う道具の話です!
ぼくはコーヒーおじさん
ぼくは一部の界隈から「コーヒーおじさん」と呼ばれる程度にはコーヒーが好きです。
ほかにも「ビールおじさん」「ウィスキーのひと」と呼ばれることもあります。どうでもいいですか。
おじさんおじさんと言いますがまだまだ10進数で21歳ですから若いんです。おじさんちゃうで。どうでもいいですね。
エヘヘ...コーヒーおいちい...ヘヘ......
とか言っていたらなんとコーヒー Advent Calendar 2015なるものに誘っていただいて、記事を書かせていただきました!
ありがたいです・・・。
閑話休題。
ぼくは基本的にハンドドリップコーヒーしかのみません。
「ぼくはコーヒーが飲めない」とは本当で、ヘタなコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは雑味がきつくて飲めなかったりします。
農家さんに対するリスペクトとして、できる限り大切にされたコーヒーを選んでいきたいというのもひとつの理由です。
まあまあ、この話は色々と深い話になるので・・・
とにかく!w
今回はコーヒー抽出器具の話、とくにドリッパの話をしようと思います!
抽出へのこだわり
コーヒーには色々な抽出方法があって、どれも奥深くて個性があってよいものですが、ペーパドリップが一番好きです。
「お豆と淹れ手の距離感」と「手軽さ」が丁度よく、アマチュアのぼくでも取り組みやすいなあと感じます。
いつか今までトライしてきた器具のまとめ書きたいなあ
抽出はお豆のポテンシャルを引き出してあげる作業ですから、コーヒー粉一粒一粒としっかり会話してあげたいものです。
よく見るドリッパ(ペーパ)は台形型かとおもいます。コーヒーメーカもそうですね。
よく普及してますからあれこれ言えないですが、この形状は全体でムラを作らない抽出は難しくなりそうです*1。
ここで、円錐形ドリッパの登場です。
こういう話題ではネルが一番だと言われますが、お世話がやたら大変でアマチュアには向きませんw
ぼくも昔使っていましたが忙しくなるとネルは大変なのでペーパーに戻しました。
円錐形ドリッパはその名の通り円錐形です。よく見る台形のペーパじゃないことが特徴ですね。
水平に切ったとき円になるので、ムラになりにくくバランスよく抽出できます。便利。
円はやっぱり美しいんですね。図形の中でもかなり洗練されたものなのではないかと信じています。デカルト平面上の閉じた曲線の式なかでも、非常に美しいものだと思いますし。円っていいなぁ。
というわけで、まるさ愛用の円錐形ドリッパ、紹介していきます。
HARIO V60 02 (クリア)
円錐形ドリッパといえば、珈琲サイフォン株式会社の「コーノ式 名門」かHARIO株式会社の「V60」をまず想像します。
実は名門ドリッパはまだ使ったことがありません・・・。沖縄にいたころから使っているので、入手性と価格を考慮してV60 02を選びました。
V60はドンキみたいなディスカウントショップに行けばどこでも買えますし、02サイズであれば500円という安さが決め手でした。
ちなみに後についている02という数字は大きさです。01が一番小さく、03が一番大きいです。ペーパの入手のしやすさだとか抽出できる量だとかが丁度いいのが02だと思います。
このふたつの比較はできないですが、共通の特徴として
- 円錐形のペーパドリッパである
- 大きな1つ穴である
- 低価格帯である
という特徴を持ちます。だから買うのに悩むんですね。目立つ違いといえばリブのつき方くらいなものです。
このなかで、大きな1つ穴であるというのはぼくの知る限りではこの2つのドリッパしかありません。
このおかげでお湯抜けが非常によく、味のコントロールがかなりしやすくなります。リブの付け方からみても、両者ともにお湯抜けをよくして雑味が増えにくいように工夫しているのではないかと感じます。
蒸らしにおいても点対称性とドリッパ/ペーパ間の空間から、バランスよくしっかり蒸らしができると考えています。
これはネルドリップの特徴にも近いと思います。クリアな味を作りやすいのはやっぱりこいつですね。
Kalita ウェーブシリーズ 185ロト
ぼくの現在のメインドリッパーはこいつです。
Kalita社のウェーブシリーズ 185ロトです。
Kalitaのリブは高くて結構好きなんですが、こいつは高いどころの騒ぎではないですね。もうペーパーがウネウネしちゃってます。
V60と同様に円錐形ドリッパですが、大きな1つ穴ではありません。Kalitaらしい3つ穴になっています。
そう、底が平らなんですね。めずらしい。
V60や名門は先端が尖っているので、その部分が抽出のバランスが悪くないかと気になっていました[要検証]。が、このフィルタではその心配はありませんね。
お湯抜けも悪くないですし浸からないように底リブもついていますから雑味が出にくくてとても抽出しやすいです。
ただし、結構お高い。185ロトが一番安いんですが、それでも2,000円前後します・・・。
しかもペーパも扱っているお店でしか買えないので、近所にそんなお店がないとちょっぴり面倒です。
高いですが多少雑にドリップしてもおいしいので面倒くさがりな人にはかなりお勧めですw
さいごに
ドリッパーによっても淹れ方や味の構成が微妙に変わってきてとても面白いなあと思っています。
色々と派閥があると思うのであれこれ言うとマサカリがたくさん飛んできそうですw
ドリッパ比べも案外楽しいものです。自分が一番おいしく抽出できるドリッパを探し求めて・・・
抽出好きの方はドリッパ選びも楽しんでみてはどうでしょうか!!!
それでは、今回はこのへんで ノ
まるさ
*1:Melita式などではそうでもないのではないかとも考えていますが。深い話です。