【愛する道具 8日目】円こそが最高の図形だと思う
どうも、まるさ@maruuusa83です!
まるさのひとりアドベントカレンダー8日目です!!
忙しすぎ()
今回はコーヒー抽出に使う道具の話です!
ぼくはコーヒーおじさん
ぼくは一部の界隈から「コーヒーおじさん」と呼ばれる程度にはコーヒーが好きです。
ほかにも「ビールおじさん」「ウィスキーのひと」と呼ばれることもあります。どうでもいいですか。
おじさんおじさんと言いますがまだまだ10進数で21歳ですから若いんです。おじさんちゃうで。どうでもいいですね。
エヘヘ...コーヒーおいちい...ヘヘ......
とか言っていたらなんとコーヒー Advent Calendar 2015なるものに誘っていただいて、記事を書かせていただきました!
ありがたいです・・・。
閑話休題。
ぼくは基本的にハンドドリップコーヒーしかのみません。
「ぼくはコーヒーが飲めない」とは本当で、ヘタなコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは雑味がきつくて飲めなかったりします。
農家さんに対するリスペクトとして、できる限り大切にされたコーヒーを選んでいきたいというのもひとつの理由です。
まあまあ、この話は色々と深い話になるので・・・
とにかく!w
今回はコーヒー抽出器具の話、とくにドリッパの話をしようと思います!
抽出へのこだわり
コーヒーには色々な抽出方法があって、どれも奥深くて個性があってよいものですが、ペーパドリップが一番好きです。
「お豆と淹れ手の距離感」と「手軽さ」が丁度よく、アマチュアのぼくでも取り組みやすいなあと感じます。
いつか今までトライしてきた器具のまとめ書きたいなあ
抽出はお豆のポテンシャルを引き出してあげる作業ですから、コーヒー粉一粒一粒としっかり会話してあげたいものです。
よく見るドリッパ(ペーパ)は台形型かとおもいます。コーヒーメーカもそうですね。
よく普及してますからあれこれ言えないですが、この形状は全体でムラを作らない抽出は難しくなりそうです*1。
ここで、円錐形ドリッパの登場です。
こういう話題ではネルが一番だと言われますが、お世話がやたら大変でアマチュアには向きませんw
ぼくも昔使っていましたが忙しくなるとネルは大変なのでペーパーに戻しました。
円錐形ドリッパはその名の通り円錐形です。よく見る台形のペーパじゃないことが特徴ですね。
水平に切ったとき円になるので、ムラになりにくくバランスよく抽出できます。便利。
円はやっぱり美しいんですね。図形の中でもかなり洗練されたものなのではないかと信じています。デカルト平面上の閉じた曲線の式なかでも、非常に美しいものだと思いますし。円っていいなぁ。
というわけで、まるさ愛用の円錐形ドリッパ、紹介していきます。
HARIO V60 02 (クリア)
円錐形ドリッパといえば、珈琲サイフォン株式会社の「コーノ式 名門」かHARIO株式会社の「V60」をまず想像します。
実は名門ドリッパはまだ使ったことがありません・・・。沖縄にいたころから使っているので、入手性と価格を考慮してV60 02を選びました。
V60はドンキみたいなディスカウントショップに行けばどこでも買えますし、02サイズであれば500円という安さが決め手でした。
ちなみに後についている02という数字は大きさです。01が一番小さく、03が一番大きいです。ペーパの入手のしやすさだとか抽出できる量だとかが丁度いいのが02だと思います。
このふたつの比較はできないですが、共通の特徴として
- 円錐形のペーパドリッパである
- 大きな1つ穴である
- 低価格帯である
という特徴を持ちます。だから買うのに悩むんですね。目立つ違いといえばリブのつき方くらいなものです。
このなかで、大きな1つ穴であるというのはぼくの知る限りではこの2つのドリッパしかありません。
このおかげでお湯抜けが非常によく、味のコントロールがかなりしやすくなります。リブの付け方からみても、両者ともにお湯抜けをよくして雑味が増えにくいように工夫しているのではないかと感じます。
蒸らしにおいても点対称性とドリッパ/ペーパ間の空間から、バランスよくしっかり蒸らしができると考えています。
これはネルドリップの特徴にも近いと思います。クリアな味を作りやすいのはやっぱりこいつですね。
Kalita ウェーブシリーズ 185ロト
ぼくの現在のメインドリッパーはこいつです。
Kalita社のウェーブシリーズ 185ロトです。
Kalitaのリブは高くて結構好きなんですが、こいつは高いどころの騒ぎではないですね。もうペーパーがウネウネしちゃってます。
V60と同様に円錐形ドリッパですが、大きな1つ穴ではありません。Kalitaらしい3つ穴になっています。
そう、底が平らなんですね。めずらしい。
V60や名門は先端が尖っているので、その部分が抽出のバランスが悪くないかと気になっていました[要検証]。が、このフィルタではその心配はありませんね。
お湯抜けも悪くないですし浸からないように底リブもついていますから雑味が出にくくてとても抽出しやすいです。
ただし、結構お高い。185ロトが一番安いんですが、それでも2,000円前後します・・・。
しかもペーパも扱っているお店でしか買えないので、近所にそんなお店がないとちょっぴり面倒です。
高いですが多少雑にドリップしてもおいしいので面倒くさがりな人にはかなりお勧めですw
さいごに
ドリッパーによっても淹れ方や味の構成が微妙に変わってきてとても面白いなあと思っています。
色々と派閥があると思うのであれこれ言うとマサカリがたくさん飛んできそうですw
ドリッパ比べも案外楽しいものです。自分が一番おいしく抽出できるドリッパを探し求めて・・・
抽出好きの方はドリッパ選びも楽しんでみてはどうでしょうか!!!
それでは、今回はこのへんで ノ
まるさ
*1:Melita式などではそうでもないのではないかとも考えていますが。深い話です。