ぼくが1杯のコーヒーを抽出終えるまでに考えること
どうも、まるさ@maruuusa83です!
コーヒー Advent Calendar 2015の11日目を書かせていただきます!
こーひーおいちい
コーヒーっておいしいですよね。
とってもおいしいと思うので、5~6年ほど前にハンドドリップを始めました。
最近コーヒーについてお話する機会が増えて、
「案外ぼくも色々考えながらコーヒーを入れていたんだなあ」
と感じています。
というわけで、コーヒーを趣味と主張するなりに考えていることをちょろっと書き出してみようと思います。
コーヒーが趣味といっても、本をたくさん持っているわけでも、誰かの弟子になったことも人に指導されたこともありませんw
ただ毎日、どうやったらコーヒーがおいしくなるのか、独りひっそりと研究しているだけですw
1.飲むシチュエーションを考える
ぼくがコーヒーを抽出するのにまず考えることは、飲む状況です。大切っぽいことを大切だと思う順に書き出してみました。
- 誰が飲むのか
- 何を食べるのか
- どこで飲むのか
- どう飲むのか
飲み手の好みは当然大切ですし、食べ合わせをどうするのか、どこで飲むのかなど様々な要因をもとに豆を決めます。
豆の買い出しに向かう最中ずっと考えていたりするので、買い出しの時はニヤケてヘラヘラしてるので気持ち悪い人になっていると思いますw
2.お豆を買う(ロースト含)
たいていの場合、生豆で販売している店に行きます。
最初に決めたシチュエーションに合うように味を想像してみて、お豆を決めます。
このとき、場合によってはおおよそのお豆のアタリをつけたのち、お店の人に目的と味の要望を伝えて相談に乗ってもらいます。
ローストもお店でやってもらうので、お店の人と相談をしながら炒りの深さも決めます。
自分でローストできると同じ豆でもいろいろ表現できていいと思うのですが、なんだかビビッて手を出せずにいますw
やりだしたら楽しいんだろうなあ~~~
大切な提供の場やプレゼントのときは先に試し買いをして、想像通りの味かどうか確認したのちに提供します。
お店の人に相談するのはとても勉強になります・・・。
3.抽出する
誰かに提供するコーヒーは、できるだけロースト後の3日目としています。
炒りたての豆はなんだかトゲトゲした味がするように感じるので、お豆が落ち着いて古くなりすぎない3日目がベストの日だと思っています。
ガリガリと挽いたのちに実際に抽出します。
基本的にはペーパードリップを行います。HARIOの円錐ドリッパかKalitaのウェーブシリーズのドリッパを使います。
両方とも円錐形のドリッパですが、これがいいんですね・・・。
抽出!!!!ぼくはお豆はそれぞれが「好みの投湯ペース」を持っているのではないかと考えています。
お豆を買って最初の抽出では、1粒かじってみた感じと香りから「お豆の投湯ペース好み」を想像してみます。
その後、抽出の最中の香りだとか、結果だとか、そういう中から「こうするほうが嬉しかったんだなあ!」というお豆の気持ちを読み取って、最終的な投湯ペースを決めます。
ぼくはこれを「お豆とのおしゃべり」と呼んでいます。とても楽しいですが、とても難しいお仕事だと思いますw
4.抽出完了
スプーンで1杯すくって飲んでみて、最初にイメージしていた通りの味であるかどうか確認します。
想像していた味であるとき、本当に幸せな気持ちになれますw
お豆の持つポテンシャルを引き出してあげることができたか、食べ合わせに合う味なのか、いろいろなことの最終確認になります。
この味なら飲み手に喜んでもらえる!という、そんな味づくりはとても楽しいものです。難しいですが・・・。
ちなみに、この写真のコーヒーはエスメラルダ農園のゲイシャです(ザワザワ)
さいごに
コーヒーが好きだというと、よく「好みの豆の種類は???」と訊かれます。
これはとても難しい質問でw 「みんな違ってみんないい!!!」というようなことを力説しますが、「???」という顔をされがちですw
だからこそ、味づくりはとても楽しいんだよなあ、と。
コーヒーの魅力ですね・・・!
コーヒー好きのみなさんは、どのようにコーヒーを楽しんでいますか???
みなさんの楽しみ方、お聞かせください!
それでは
今回はこの辺で! ノ
まるさ