2017年度のふりかえり
どうも、まるさ@maruuusa83です.
年度あけましておめでとうございます.
まるさの2017年度をふりかえってみます.
博士前期課程に入学した
大学の学部を卒業して,そのまま同じ研究室で博士前期課程(修士課程)に入学しました.
高専の時には興味の対象がユビキタスコンピューティングに近いような分野で,そういう研究室に入るつもりでした.
しかし,なんだかんだで計算機アーキテクチャに関する研究室に入り,FPGAの回路設計の技術の研究をしています.
学部4年の時にエイエイと作ったツールをそこそこ評価して頂いて,前期課程から腰を据えて回路設計の技術を研究することにしました.
だいぶフィールドが違うように見えますが,
自身としては舞台がアプリケーションからコンピュータそのものに移った,くらいの感覚しかなくて,結局世の中をいかにコンピュータで変えていくかという興味の本質は変わっていません.
編入組だとなかなか友達が増えず,興味の対象が近い仲間とか新しい情報を共有していくような仲間が随分減った気がします.
進学で仲間がまた離れ離れになってしまったりで戦いがストイックになってきた感が強まりました.
まぁでも編入学した以上,修士までは取ろうと思っていたので特に後悔はしていないです.
博士前期課程では,高専や学部の講義と大きく異なり,ほとんどが輪講のようなものばかりで楽しかったです.
博士前期の講義が面白いと思えるように高専と学部で得を積んできたのかなあと思えたので大変良かったと思います.
知識の少なさとか経験の浅さとかを思い知るよい機会でした.
未踏事業に採択された
高専時代からやるやる詐欺をキメていた未踏事業に,一念発起して応募しました.
なんだかんだ応募の半年以上前から取り組みを始めていて,確実に通すつもりで応募しました.
研究に関連させてFPGA回路設計の技術に関する開発を行いました.
9か月で何度もプレゼンしていろんな人に聞いてもらいアドバイスを頂き,大変によい経験になったと思います.
京都でマンション借りて引きこもって開発したりもしました.楽しかった.
まぁ,詳しいことは修了式以降に書こうかな.
博士前期課程を卒業した
今年度入学ですが,そのまま1年で卒業しました.
これのおかげで大変に忙しかった.
ほんのり研究成果があり早期卒業の要件を満たしていたので,チャレンジしてみることにしました.
早期卒業するには弊学博士後期課程(博士課程)にそのまま進学する必要があります.
本来行くつもりはなかったのですが,なんというか
博士課程は自分で選ぶというより博士課程に呼ばれる声がするんだなあと感じます(?)
M2で取る単位とかもこなさなきゃいけないので,同期より多めに講義を取りつつ未踏もこなす,みたいな生活でした.
輪講なんで英語の本を読んで20分~1時間くらいのプレゼンを書いたり講義のために色々コード書いてレポート作ったりと極めて多忙でした.
ま,終わってしまえばいい経験だったな~とかって美化されてしまってるんですけどw
学振DC1を通した
博士後期課程に入るなら絶対に学振は必要だなあと思っていました.
もっと言うと,DC1落ちたら早期卒業せずに修士で終わるつもりでした.
早期卒業ですから,ほかの応募者と1年のビハインドがあります.
というか応募は6月とかなのでB4までの実績で戦う必要があります.
ほとんどダメ元だったんですけど,プロコンで培った応募力とたくさんの人にレビューして貰ったのが奏功して面接審査に進むことができました.
特別研究員の面接審査になる人は,悪い言い方をするとボーダーな人,みたいな感じなので,「応募後から今までもめっちゃがんばってるんすよ!!!」をめっちゃアピールしました.
プレゼン時間超短いのでまとめるのすごく難しかった.
面接遅刻したりしましたが,未踏でやりこんだプレゼンのエッセンスもぶち込んだ必死のプレゼンでなんとか採用内定となりました.
うーん,やっぱりうれしいな
博士後期課程に合格した
早期卒業の要件,ということで博士後期課程を受けました.
DC1の面接なんかをベースにプレゼンもしました.
なんだか盛り上がって(笑)予定の倍以上の時間の面接となりました.
まさか,博士後期課程に入学することになるとは・・・.
そもそも同級生少ないし,知ってる人はほぼ間違いなく居ない,みたいな生活になります.
研究室の先輩方もみんな卒業してしまい,後輩育成の責任感も強くなります.
実家では昔から「ダメな子」「役立たず」のレッテル張りで,今も「就職できない役立たず」「この年まで社会に出ない手遅れ」みたいな感じですが,強く生きていきます.
これまで奨学金1種2種併用+TAとかで食いつないできましたが,これからは学振DC1で食いつないでいく必要があります.
なんか東京で暮らすには若干心許ない感じがしますが,規制緩和もあったので最大限に生かして強く生きてゆこうと思います.
というわけで,激しい1年間でした.
まるさは楽しく生きています.
まるさ