git/githubの入門書カイタヨ~
どうも、まるさ@maruuusa83です!
この記事はICT Advent Calendar 2014の8日目の記事として書かれています。
今回はICTの後輩たちにもっとgitとgithubを活用してほしい!という7期老害の切なる願いから、入門書を書いた話をします。
まじめな記事書き奴です。
執筆環境
せっかく今回入門書書くならそれっぽい体裁で書こう、ということでLaTeXを使って書かれています。jsbookを微調整しながら書きました。
また、今回の開発環境*1として、かねてよりお世話になっているcloudlatex.ioを活用*2させて頂きました。
これはLaTeXのオンラインコンパイルサービスで、クラウド上でリアルタイムプレビューを使ってLaTeX文章が書けるというとても素敵なサービスです。レンダリングがかなり早いので使いやすいです。
本来開発環境の構築が大変面倒なLaTeXですが、オンラインコンパイル環境なのでどのPCでもコンパイルできちゃいます。しかもデータもクラウド上に置いておけるので複数ファイルで構成されるような大き目の資料でも移動ナシに複数のPCで編集できちゃいます。便利です。内職が捗りますね。
みなさんTeX、書いてますか?
優秀なICT委員会のみなさんなら、TeX好きになれると思います。
某教授からはTeXは再利用性が低いだの使いにくいだの社会に出ても役に立たないだの言われますが、屈しません。TeXはvimがあれば書けます*3。テキストベースなのでコピペしても体裁が崩れることもありません。世の中には便利なテンプレもたくさんある*4のでカッコいい体裁であっという間に論文が書けます。
僕が個人的に感じるメリットとして、コンパイルしながら作るのでまるでプログラムを書いているように感じるところがあります。プログラム書いてたらレポートできちゃってたペロペロリン☆って感じで好きです。ICTのみなさんなら共感力高いはず!!!!!!
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> TeXの話なんてどうでもいい <
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で、実際に書いた本
チームで使うgit/github入門においておきました。
未だですごめんなさい(ひとまず完成次第あげます!!) 2014.12.8 23:49
チームで使うgit/github入門 v1.0.0におきました! 2014/12/9 01:56
バージョン1.0.0の問題:
- チームで運用することについて述べられちない
- きちんと校正がされていない
- コンフリクトについて説明する部分が抜けている
- (というかまだ最後まで書ききってませんごめんなさいぃ><)
随時バージョンアップしてきます!
CC BY/NC/SAで公開することにします。
チームで使うgit/github入門 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下で提供されています。.
読み物を書くのは難しかった
10.5ptでA4紙数十枚にわたる読み物を書いたのは初めての経験でした。ICT委員会での活動で培った企画資料やプレゼンを作る技術が少し活きたかなあと思っています。
とはいえちょっとした資料やプレゼンよりもかなり規模が大きいのでストーリー構成で大いに悩みました。わかりやすい話の順番を考えることが人に伝える中で何よりも大事なことだと改めて痛感しました・・・。
執筆するとき意識したこと
今回は「gitやGitHubについて理解してもらう」という読者がつまづきやすいテーマだったので、いかに「わかりやすく」「素早く」「身に着けることができる」かということを意識して書いています。
そのために、説明部分はできる限り少なくし、実際に手を動かすことができるように作りました。
入力すべきコマンドだけでなく、管理しているソースコードの例も示すことでgitがどのようなふるまいをしているのか明確にし、理解の助けになるようにしています。
また、git/githubが即戦力として活用できることを意識したコマンド構成にしました。
入門書なので必要最低限のコマンドのみの紹介に留めています。そのぶん、単なるgitのコマンド集になってしまわぬよう、gitを使う目的について整理した後に目的を的確に達成できるようなストーリー構成と、そこで知っておくべき論理を説明*5することにしています。
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> 老害の話なんてどうでもいい <
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When old, obey your junior.
卒業間際の老害ともなると、きっと何を言っても怖がられるか老害消えろと思われるかのどちらかに違いないのでそろそろ引っ込みます・・・。
明日は素敵な後輩クンが素敵な記事を書いてくれるハズなので期待して待ちましょう(老害感*6)。
それでは
今回はこの辺で ノ
まるさ