Die Brück' am Tay
どうも,橋梁趣味者のまるさです.
この記事はまるさのぼっちアドベントカレンダー3日目の記事です.
今回からは,橋の歴史を絡めて大型橋の特集を4回にわけて書いていきます.
長大橋のなかでもとりわけ大きな橋にはどのような苦労が隠れているのかなんてことをまとめていきます.
今回は橋の歴史についてです.
長大橋の勃興と試行錯誤
1781年に開通したIron Bridgeに代表されるような鉄を使用した橋梁の建築が,イギリスの産業革命の頃から始まったようです.
Iron Bridge by Roger CC-BY 2.0
Iron Bridgeは鋳鉄で作られているようです.そもそも鋼鉄の大量生産法は19世紀まで確立されていなかったのかあとか考えると,すげえな・・・と(語彙力)
鉄鉱石や石炭の運搬に使っていたよう*1で,耐荷重やら径間やら船舶往来やらも考えると,当時かなり挑戦的でアツい橋だったんだろうなあという想像・・・いいね・・・
それから100年後の1878年,イギリスに当時世界最長の橋であるTay Bridgeが完成します.
3kmを超える長大橋ですので,これもまたかなりの挑戦だったことが想像されます.
Tay Bridge
鋼鉄の最初の大量生産手法であるベッセマー法の特許が1855年ごろ*2のはずなのですが,鋳鉄と錬鉄で構成された橋であるようです.
この鋳鉄と錬鉄の手法は当時よく知られた設計技術のようで,それが理由で採用されたということなのでしょうか(全然資料がみつからない).
このTay Bridgeは,完成直後に崩落してしまうことになります.
みなさん大好き失敗知識データベースによると, 設計時点での耐風性能の不足によって発生した事故である*3ということになっています.
加えて鉄の質も悪かったということで,この事故から耐風性能や鉄の品質等々がより重視されることになったようです.
最強の橋:Forth Rail Bridge
Forth Rail BridgeはイギリスのForth湾に今もかかる長大橋です.
Forth Rail Bridge by Andrew Bell CC-BY-SA 3.0
新しい素材であるところの鋼を用いた世界初の長大橋となりました.
この11年前のTay Bridgeの崩落を受け,猛烈に強靭な設計を行うことで「鋼の恐竜」などと言われるほどデカい橋となりました.
130年たっても現役の橋,すごすぎるよなあ・・・(メンテ大変らしいけど)
フォース鉄道橋はカンチレバートラスという形式をとっているのですが,これも面白いんですよね・・・
長大橋って大変なんだなあ
より長いスパンが要求されるような橋においては,フォース鉄道橋のようなゴツくして力で殴るというような方針をとることができなくなります.
このために,この後から吊橋や斜張橋など様々な形式の長大橋が出現してくることになります.
大型橋特集では,のこりの3記事で吊橋・斜張橋・アーチ橋の形式ごとにどんな取り組みや背景があるのかという話をまとめようと思います.
うーん,単に読み漁っただけの知識をきちんとまとめる作業,とってもいいなあ.
というわけで
今回はこの辺で ノ
まるさ
さようなら、いままで足をありがとう
どうも,橋梁趣味者です.まるさともいいます.
この記事はまるさのぼっちアドベントカレンダー2日目の記事です.
今回も前回に引き続いて,まるさがどんなとき「良い橋」と感じるのかという視点から橋を紹介します.
沖縄北部の名アーチ
昭和59年に完成した橋なので,架設から30年ほどということになります.
瀬底大橋*1 CC BY-SA 4.0
この橋は架設当時の地元住民たちたっての願いから計画された橋です.
もちろん立地と景観性の高さも「美しい」と思える要因ですが,たくさんの人の想いを渡した橋である,というようなところもこの橋の美しさのひとつなのかなあと感じます.
設置の嘆願
・住民の事情
瀬底島は,沖縄本島と750mほどの海峡を挟んで離れた周囲7km強の小さな島です.
瀬底大橋とその周辺の地図
橋が渡される前は,毎日船(瀬底丸)が何往復もすることで物資のやりとりや学生の通学等々を行っていたようです.
建設当時の様子は県のアーカイブが残っています.
沖縄は台風王国ですから,台風がくるたびに船がとまり,物資調達に苦戦することになります.
他の緊急時においても船で本島と行き来しなければならないなどの多くの不便さもあって,かねてより橋の建設は住民の願いとなっていたわけです.
・設置に関する事情
当時全長750mを超える橋は沖縄県最長の橋となり,海峡を往来する船を通すための桁下のクリアランスの確保の課題もあって,技術的に大きな困難を伴う開発でした.
瀬底大橋は昭和47年には架橋計画が策定されていた様子*2ですが,昭和48年の第1次オイルショックから一時計画がとん挫してしまったようです.
最終的に昭和54年頃から本格的に工事が始まり,それから6年かけて橋が開通することになります.
最初の計画から数えても13年以上,という長い長い時間のかかった架設でした.
・技術課題とアプローチ
昭和50年,沖縄国際海洋博覧会のために瀬底大橋予定地の南に新本部港が整備されます*3.
大型船の通過を考慮して,中央で径間と桁下高を大きくとる必要がありました.
加えて海のそばということで風があり,台風の時にはさらに強い風が吹きつけることになるため大きな剛性が必要になります.
常に潮風が吹き付ける錆環境もあって,橋にとって大変過酷な環境であるといえます.
結局,景観性を考えてニールセンローゼ橋にすることになったようです.
通常のアーチ橋と違って吊材がワイヤで細く作られているので周囲の景色が大切にされる橋でよく採用される形式です.
また,風の影響を考えてバスケットハンドル型のアーチを採用することになりました.
このような形にすることで橋全体のねじり剛性が高くなる
さらにニールセン形式におけるワイヤの防錆対策は当時前例も少なく*4, 塩害対策にも大変気を使った施工になったようです.
設置の効果
・設置当時のようす
長年待望だったということもあり,主径間の架設では多くのギャラリーがあつまり,大盛り上がりだったようです.
主桁架設完了で思わず踊りだす人々 (くがに橋-瀬底大橋建設の記録-より) *5
記念式典の様子からも,たくさんの人が待ちわびた橋だったのかな,ということがうかがい知れます.
盛大な開通記念式典 (くがに橋-瀬底大橋建設の記録-より)
美しいですねえ・・・
求められ,技術で応える.そんな素晴らしいことがありますか(!)
とはいえ
これに伴って,本島と瀬底島を結んでいた瀬底丸が地元の人に見送られながら退役することになります.
こう,言葉にはできないけど,せつなさがある.
当時の様子は先ほど紹介した映像アーカイブを見るのが一番だと思います.
・設置後のようす
開通後の状況について,ちょっと詳細はわかりませんが行政の資料*6を拾いましたw
瀬底ビーチで年間10万人の観光客があり,それだけでも億単位の経済効果があったとまとめられています.
実際沖縄に住んでいたぼく自身も気に入ったカフェに通ったりペンションに泊まったりしていたわけで,農業中心だった島の環境は大きく変わったといえそうです.
沖縄県でも有名な巨大な廃墟があったりするのですが,ヒルトンがこれを買い取って巨大なリゾート施設を作るニュースもあがっています.
静かなところが好きだったりするのですが,まぁ発展することは悪いことではないと・・・(うるうる)
橋ってすごい
橋はすごいです.たくさんの人の生活を激変させる力を持っています.
単に構造萌えというわけではなくて,橋がいろんなものを繋いでいるその姿が好きなのかなあと瀬底大橋をみて感じます.
というわけで,「背景を味わう」という観点で橋を紹介しました.
それでは,
今回はこのへんで ノ
まるさ
橋梁趣味者宣言
どうも、橋梁趣味者のまるさ@maruuusa83です.
この記事はまるさのぼっちアドベントカレンダー1日目の記事です.
世の中には色々な趣味がありますが,ぼくの趣味のひとつに「橋を味わう」というものがあります.
ぼくなりの「橋の味わい方」について語っていくのが今年のぼっちアドベントカレンダーチャレンジになります・・・
毎年完走できてないですが今年こそは・・・
橋の美しさってなんだろう
人が橋を「美しい」と感じる理由はいろいろあります.
意匠の凝らされたランドマーク,世界で有数の長さ,夜のライトアップ・・・
まぁ色々な美しさがあると思いますが,
今回はぼくがどういうときに「美しいなあ」と感じるのかという事例を紹介しようとおもいます.
景観性と機能性の関係
まず紹介するのは,イギリスのTyne川にかかるGateshead Millennium Bridgeです.
スパン長105m,道路の全長が130mの橋です.
ふたつのアーチと斜めにかけられたケーブルをもった,景観性の高い美しい橋ですね.
なるほど明らかに構造計算が普通ではなさそうなのでなんだか興奮してきます.
Gateshead Millennium Bridge CC BY-SA 3.0
Gateshead Millennium Bridgeは船が通過できるような可動橋になっていて,橋全体をアーチの方向に45度傾けることでその下を橋が通過できるというエクストリームな橋になっています.
跳ね上げた状態のGateshead Millennium Bridge CC BY-SA 3.0
カッコよすぎか.
しかし,よく見ると,デッキからの荷重がアーチの面外で作用していることに気が付きます.
つまりこのアーチは,通常の状態でも跳ね上げた状態でもアーチ橋としての構造の役割は果たしていないということになります.
アーチ面方向に力がかかれば圧縮力に変換される(左)アーチ面外に力がかかるとアーチに曲げモーメントが生まれる(右)
この橋の構造解析についてまとめた論文*1 では,「Cable-stayed Bridge」という風に呼んでいます.
この橋の場合,個人的にはカンチレバーな斜張橋に近い構造なのかなあなどと思っています.
具体的に似た構造だと思う橋の例を挙げると,Miho Museum Bridge*2があります.
主脚がアーチ状のMiho Museum Bridge CC BY-SA 3.0
Miho Musesum Bridgeでは後ろの山にアンカーを打ってテンションをかけることでアーチへの曲げモーメントを殺しています.
対してGateshead millennium bridgeはアンカーを打つ先がありませんから,アーチ自体に大きな曲げモーメントが発生しているはずです.
つまるところ,アーチ自体とその両端にそれなりの強度を持たせる必要があります.
そう!ここが美しくない!
結果として,デッキに対してアーチの断面積がやたら大きくなってしまっています.ああ!
橋を跳ね上げるときにもそれなりに強い力が必要になりそうです.せつない!
さらに,これほどたくましいアーチを持つにもかかわらず,耐荷重の観点から車両の通行は許可されていません.リッチ!
もちろんこれも大変優れた橋であると思うし設計者すげえなあとも思っています.ぼくにはできないし・・・
ここで伝えたいことは,構造的な合理性が強く求められる橋梁において,派手なデザインをするのは容易ではなさそうということです.
そうそう,この辺に橋が好きになるエッセンスがある.
美しい非対称構造
次に紹介するのは,スペインのTuria川にかかるAlameda Bridge.スパン長が130mほどです.
Alameda Bridge (quoted from The website of Santiago Calatrava)
こちらもアーチが傾いてますね.しかも桁の片側にアーチが寄っていて,ひとつしかついていません(!)
断面はこんなかんじ
「力のつり合い」を考えると対称な構造をとることが合理的なハズ.これもまた大変にチャレンジングな橋に違いない!
うーん一体どういう風になっているのか,ちょっとしたモックアップを作って実験してみました.
桁に見立てた糸を下に引くと,桁はアーチの傾いている方向に引き寄せられた
なるほどなあ,実際自分で支えながら力を入れてみるとよくわかる!
横向きの力が生まれますが,桁は幅があるので十分受け止められるということなのでしょう.
傾けたアーチが作る横向きの力
ところで,橋はアーチの橋でヒンジを持つなり固定されるなりするので,桁とアーチそれぞれの荷重が橋にねじれを生みそうな気がします.
それとなくどうねじれがあるのかイメージしてみます.
径間の中央付近で桁の荷重がつくるねじれとアーチの荷重がつくるねじれ
ぼくはきちんと構造設計学んだわけではないのであんまり真に受けないでほしい*3のですが,まあ言いたいことは伝わるかと思いますw
なるほど,アーチの位置を寄せてしまったせいで桁から生じるねじれを,アーチがつくるねじれで打ち消していそう.
桁のねじれ剛性上げても死荷重が増えて余計ねじれそうなことを考えると,アーチを傾けるのが合理的だったってことかな.
これはッ・・・美しいッ・・・!
桁との釣り合いのおかげで,アーチ端で傾いたアーチを支える力を用意する必要もなさそう.やさしい!
アーチに曲げモーメントは生まれていないので,なんだか複雑な割にアーチの断面積も普通.せつやく!
そして複雑さが結果的に全体の剛性の高さに寄与している.ッうつくしい!
高い景観性と無駄のない機能美を両立した橋,見るほど味わいがあって本当に良いなあと思います.
まるさ的「橋の味わい方」が伝わってきたでしょうか(伝わらない).
橋のきもち,設計者のこころ
さて,今回は「橋の美しさ」のまるさなりの観点をお伝えしました.
なんだかぜんぜん伝わっていないような気がすごいしますが,大丈夫です.
アドベントカレンダーなのであと24本こんな記事が上がってきます.
橋がどういう気持ちになってその姿をしているのか,設計者がどんなこころでそのデザインをしたのか,
この連載で50以上の橋を紹介しながら妄想を繰り広げていきます.
なるべく足を運んで取材してきた橋を中心に紹介したいので,地域がだいぶ偏ってますがご容赦ください・・・
というわけで・・・
今回はこのへんで ノ
まるさ
・・・(初日なのに盛り上がりすぎた)
東京モーターショー2017に行ってきた
どうも,まるさ@maruuus83です.
東京モーターショー2017のプレビューデーで一足お先にいろいろじっくり見てきたので備忘録代わりに感じたことをまとめていきます・・・
最初にEVな話をチョロチョロとまとめて,そのあと趣味全開で思い出を残していきます.
電気自動車だらけの街になる未来はそう遠くなさそう
今回一番強く感じたのは世の中がEVであふれるのはあっという間だろうなあということでした.
おととしはEVについてはキラキラしたコンセプトカーが中心で,実車といえばTESLAとかNISSAN LEAFとかBMW i3それくらいだったような記憶です.
対して今年は各社ともEVは地に足がついた具体的な展示が多くてワクワク.
ことバスに関しては,東京五輪を意識してかほぼ間違いなくガンガン普及していきそうな雰囲気.
HINO PonchoのEV版.羽村市のコミュニティバスの「はむらん」?実際に稼働しているっぽい.
バスでよく見る注意書きなんかのシールもついてて,そのまま納品できてしまいそう.
TOYOTAのFCV.こちらもすでに都05系統で稼働しているっぽい.どうも後部の天井に燃料電池が隠されているらしい.タンクは前側の天井かな.
インテリアが随分今風.稼働しているだけあって,キャパシティは普通のバス.
EVのアクセルってどうなってるんだろ
実は数年前に製品として出回っているEVの開発にちょっぴりコミットしていたのですが,このEVのアクセルは踏み込んだ量に応じて回転数が決まるものでした.
つまり,アクセルを離すと回生ブレーキがかかって,車が止まります.惰性で転がらないので,ゆっくりアクセルを離してあげる必要があるわけです.
BMW i3の試乗をしたとき(運転はぼくではない)にも,同様のアクセルなようでした.
さらに,新型リーフも同じで,「ワンペダル」をコンセプトにしている様子.
単純に坂道でも停止できるよってだけではなく,回生ブレーキがきいてある程度の加速度になるとブレーキランプも点灯するらしい.なるほど安心だなあ.
しかし新しいリーフかっこいい.めっちゃ乗りたい.
nismoチューンのニューリーフ.あー,良い(語彙力)
ハイブリッドカーではいかに内燃機関のアクセル/ブレーキ感に近づけるかって企業努力があったようですけど,今後はこれがスタンダードになってくんでしょうかね.
乗り比べてみたいなあ。これまで乗ったEVはみんなブレーキ踏まなくて済んでたし、ニューリーフもワンペダル路線ぽいし。
— ま(まな)る(ない)さ (@maruuusa83) 2017年10月27日
惰性走行できないの最初はかなり不思議だけど、まあ難しいわけではないのであっという間に増えちゃうんだとおもう
— ま(まな)る(ない)さ (@maruuusa83) 2017年10月27日
そのほかのEVコンセプトカー
フロントグリルに注目
EVになったことで持て余してしまったフロントグリルに,何社かがディスプレイを埋め込んでいました.流行りなんかな.
smartのコンセプトカー.「東京モーターショーへ行きます」そっすかw
それとなくレトロな雰囲気も持ったHONDAのコンセプトカー.こいつらもなんか細かい文字がチョロチョロ出てた.
なんでなんだろwよくわかんないけどwww
EV普及のための周辺技術
EVの大きな課題であるところの電源.これに関する話題もたくさん見られました.
BMWのワイヤレスチャージャ.まだ準備中とのことだけれど,車体認証の仕組みと一緒にしてアチコチに設置できればめっちゃ素敵っぽそう,という妄想.
ところで,バスもそうでしたが,TOYOTAはFCVを推していく感じなんでしょか.
なるべく航続距離を延ばすアプローチ,ということなのかな.
このカットモデルでは,水素タンクをトランクにもう一本積んでいた.プリウスみたいな狭さを感じそうである.
これだとワイヤレスチャージのメリットはあまり享受できなさそうですね.
水素ステーションの普及と給電ステーションの普及の勝負,になるんでしょうか.
ムフフした車たち
ここからはもっと趣味っぽい感じでいきます.
BMW
TOYOTAのニュースープラと一緒に開発という噂の新しいBMW Z4.スープラの発表はありませんでしたが,Z4のコンセプトモデルが展示されて今いた.ムフ
BMW CONCEPT Z4.あー,良い,いい・・・
BMW i8.運転席に座らせてもらった.初めてガルウィングの車に乗った!ヘヘ
i8はたしかPHEVだったと思うんですけど,これってアクセルどんな感じなんだろう.
MR車に低速域の補助動力としてフロントにモーター足した,ということかな.走らせてみたい・・・
マツダ
一番グッと来たのはマツダでした.やっぱマツダのコンセプトカーいいよなあ!
MAZDA VISION COUPE.魂動デザインとか,ネーミングがいいよなあ.好き・・・
MAZDA 魁 CONCEPT.プレゼンに熱中してしまってお尻しか撮ってなかった.
いやあ,夢を語って技術で叶えていくマツダすげえかっこいいんだよなあ.
SKYACTIV-Xのプレゼンとかあまりに熱くて熱かったですねウンウン.あー(語彙)
内燃機関の風向きが悪くなってきた感じもしますが,マツダには頑張ってほしいです.
新しいDemioもすげーかっこよかった.乗りたい!
YAMAHA
CROSS HUB CONCEPTがすごく気になってたので見てきました.
CROSS HUB CONCEPT.シートの配置がダイアモンド型で面白い.かわいいなあ~~~
YAMAHAのSUVって不思議な響きだけど,実際見てみるとすげー乗りたくなった.
HONDA
HONDA cubたち.毎回そうだけどこんなにたくさん並べられるとほしくなる
CB乗りたいなあとか思いながらプラプラしてたら,本田技研の例の一人歩きするバイク見れました!
アシモはもう出てこなくなった・・・
最初はバイクだけがひとり歩きしてお兄さんが横からついてきた.バイクを散歩させる時代がきた.
あとあと,ニューNSXですね!!!ウヘ
HONDA NSX.ペタッとした感じ好きじゃなかったんだけど今回のモデルは好きかも・・・
こういうスポーツカーもみんなハイブリッドになってきましたね.
スポーツカー乗り回したりするわけではないのでよくわからないのですけど,低燃費の風に吹かれている流れなのか,やはり低速トルクの強さを推したいのか,どうなんでしょ.
いろんなモードがあって電装系のチューンもカリカリっぽいので,研究開発の意味合いも強いのかな.
本田の研究開発への金のかけかた,すげえよなあ.うらやましい.
日産
なんか日産ブースすごかったなあ.
これ全部ディスプレイで,動画が流れている.これどこの液晶なんだろう.LED?
実際のところ同様のベゼルレスディスプレイ使ってるところはほかにもたくさんありました.ビジュアルインパクトがすごくてすげーたのしい.
みんな大好きGT-R
これもコクピット座らせてもらえた!これは足攣らなかった!
パドルシフト車,外転がしてみたいなー.いいなーーーー
TOYOTA
すっごい見たかったのがニューセンチュリー!
TOYOTA 新型センチュリー.うおお!かっくいー!これでお迎えされたい
リアのC E N T U R Yはちゃんとあるんすね,かっくぃ~~~
ちょっぴりレトロで大変にシックなこのオーラ大変よろしくてよろしかったですね・・・(語彙)
こういう高級車,ドアの音もすごくいいんですよね.
ノブを引いた時のバコッという音,閉める時のバタン,どれも良い,何度も聴いてたい・・・
TOYOTA GR HV SPORTS CONCEPT.わかりにくいけどオープントップ.
なんかいろんなものを感じるコンセプトカーですね.かっこいい.
TS050のハイブリットの技術が活きているとかとか.来年には見れるのかな!!!
さいごに
きりがないのでこの辺にしますw
プレビューデーでだいぶ人が少ない状態で楽に見て回ることができました.
それでも5時間近く会場で行動してたので,一般公開日はもっと大変なんだろうなあ・・・
車好き的にもIT屋的にも面白く見れる会でした,楽しかった!
今日はこのへんで ノ
まるさ
博物館とか、水族館とか、花鳥園とか
どうも、まるさ@maruuusa83です。
京都に行く用事があったので,この行き帰りに18きっぷで色々まわってきました。
おすすめ度は今回紹介する中での相対的なものです。全部ステキな場所なのでぜひ行ってね
リニア・鉄道館
行きがけに名古屋のリニア・鉄道館に行ってきました。
あおなみ線の金城ふ頭の近くにあります。
レゴランドも同じ駅なのでちびっこだらけでした。
名港東大橋と名港中央大橋の間にあるので橋巡礼の一環でもありました。
リニア・鉄道館のすぐそばに名港中央大橋があるので橋マニアとしても大変よろしいスタート。
建物のデザインも新幹線とかリニアを彷彿とさせるイケてるデザイン。
平成23年開館ということでとてもキレイですね・・・!デザインもモダンで良い感じ。
館内は巨大なフロアに歴代の新幹線や普通電車が展示されていました。
結構ガッツリ見れて楽しかったです。屋外展示では117系電車に入れて中で飲食していいことになってるので,
駅弁を買って食べることができました.
おすすめ度 ★★★★☆
古い時代の電車がたくさんあるので,大正~昭和初期モノ好きもワクワクできる
京都水族館
目的地に着いてから京都の京都水族館に行ってきました。
京都駅から歩いて10分くらいなのですごくアクセスのいい水族館です.
内陸にある水族館の割にすげーデカいので驚き。
海水はすべて人口のモノで賄っているとか。
リニア・鉄道館よりさらに新しい平成24年開館で、やはりだいぶモダンな雰囲気が漂います。
今回は紹介しないですけどすみだ水族館も若干似た雰囲気。
今回はスプラトゥーンとのコラボイベントやってました。
大きいぬいぐるみ当ててしまって、このあとずっとこれを抱えたまま行動しました。
お陰でヤバいだの病みコスだの言われてしまう。10マス戻る。
今日のまるさ氏すごい病みコスで最高だった
— O_o (@uskey512) 2017年8月24日
夏は夜にもイルカショーをやっていて,光を使ったパフォーマンスもあって昼には見れないショーでステキでした。
笛めいたモノを配られて会場みんなでピューピューならしてワイワイしてたのしい(語彙力)
どうでもいいですけどこの日の夜のショーはある2匹のイルカがやたらイチャイチャしててイチャイチャしてました。
なんか普通に悔しかった(?)
おすすめ度 ★★★★☆
トータルデザインがよくなされているのでステキ。
このあと紹介する水族館と違い唯一内陸型なので少し控えめの評価。
海遊館
帰る前に一度大阪に寄って海遊館に行ってきました。
駅から若干歩きますが、大きなレジャー施設があるので一度行ってしまえば一日遊べます・・・!
大阪港は港大橋をはじめとして天保山大橋や夢舞大橋など素晴らしい橋がたくさんあるので橋マニアとしても大変によい立地です。
天保山大観覧車から撮影しました。ぼっちで乗るのは大変に苦しかったです(こなみ)
外観かわいくていいですね!
入るといきなりこんな景色で、「あれ、ここ水族館だよな・・・」みたいな気持ちになります。
この温室ではちょっとだけ淡水生生物とカワウソが見れました。
カワウソ人気すぎて全然みれないし大変に遠い。
この水族館、8階から4階にかけてブチ抜いたような巨大水槽がいくつもあるのが特徴で、回廊というか長いスロープでじっくり下ってみていきます。
カワウソ水槽についても、温室側から見た後に改めて水中を見るチャンスがありました。そっちの方が近いうえに若干空いてる!
生まれて初めて寒地のペンギンを見ました。キングペンギン生まれて初めて見た!
キングペンギン属は前から会ってみたいと思っていたので大変にうれしい。
水槽もめっちゃデカいので楽しい!
おすすめ度 ★★★☆☆
水槽も大きいし珍しい生き物も多いので非常に面白い。
が、「どいてどいて!」と大阪'nオバチャンに突き飛ばされたり大量の中国人の波に飲み込まれたりするので控えめの評価。
名古屋港水族館
帰り道、愛知で一泊して名古屋水族館に行ってきました。
リニア・鉄道館からは水上バスで移動できます。
リニア・鉄道館に行った日に、名港中央大橋の下を通るのでその撮影のために利用しました(その日は水族館には入らなかったけど)。
周辺にも楽しめる施設がたくさんあるので、色々遊べるかと思います。
水族館の外の写真撮るのすっかり忘れていた・・・
名古屋港水族館は北館と南館に分かれていて、かなりデカい水族館でした。
どうもこの記事を書いた時点では日本最大の延床面積だとか。
北館ではクジラ目の海獣を中心とした展示を行っています。
大きなプールでベルーガさんも飼育しており、すごい・・・!という感じ。
寒地の生き物なので大変なコストがかかっている気がする。すごい・・・!
イルカのメーンプール(写真奥)はショー会場も兼ねており、たぶん日本で一番デカい水槽なのではないかと思います*1。
最大水深が12mもあり、水中観覧席も用意されています。
イルカショーの最中は巨大なディスプレイモニタでは水上の映像のみならず水中でのイルカの様子も見ることができ、しゅごいしゅごいと叫び続けてました。
イルカショーの技術は今まで見た中で一番すごいと感じました。
正直に言うとショーの脚本はイマイチだったなあと感じてしまったのですが、それがどうでも良く思えるほどの圧倒的なテクで魅せてくれました。
動きのキレとか、カマイルカのペアのシンクロ率の高さとか、技の内容とか、何をとっても完璧でした。
あとはショーの構成を・・・!w
南館は、魚なんかの普通の水族館的なコンテンツが中心でした。
企画展だからなのかもしれませんが、クラゲがほかの水族館と比較してもずいぶん丁寧に飼育されていました。
なかなかこんなキレイなサカサクラゲ見れない!
ペンギン水槽も大変な充実感。
ずっと憧れていたエンペラ―ペンギンを見ることもできました。国内では見れないものだとばかり思っていた・・・!*2
おすすめ度 ★★★★★
近くに住んでいたら間違いなく年間パスを購入したはず。
飼育の丁寧さや施設の充実感も素晴らしく、大変によい水族館。
掛川花鳥園
愛知からの帰路、掛川花鳥園に寄りました。
駅から徒歩で10分かからないくらいでとても行きやすい!
ぼくは東海道線でしたが、一部新幹線も止まるようなので東京からでもサクッと行けそう。
駐車場がとっても大きいので来るまで行くのも全然アリな感じでした。
お土産が買える道の駅的なソレが少しある程度で、周囲にはあんまり遊べるところは多くない印象。
入場するといきなりカモとかケープペンギンとかが放し飼いにされていて、その辺でプラプラ遊んでいる。めっちゃすごい。
温室に入るとすぐにものすごい量の花がお出迎えしてくれました。
この辺りは喫茶とかビュッフェが楽しめて、ランチなんかもできます。
猛禽類もたくさんいました。
引退した子たちはガラス越しになってしまいますが、現役の子たちは手を伸ばせば届くくらいのところで直接見ることができます。
時間帯によっては、トレーナーさんに指導してもらいながら腕に乗せたり触ったりできます!(今回はぼっちだったので恥ずかしくて遠くで隠れてみてた)
大温室の方に入ると、もう好き勝手に鳥が飛んでいてヤバい。
写真ではこんな雰囲気ですが、気にも天井にも人の頭にも鳥がとまってます。
ことコガネメキシコインコについては集団で飛び回ったり、当たり前のように肩とか頭に乗ってきます。
どえらい人懐っこいのでふれあい感が半端じゃなくて楽しいです。
数種類ごとに区切られているのですが、それぞれで100円で餌を販売していて餌やりができます。
クロツラヘラサギが集まってきて手をパクパクされる経験とかここでしかできないんじゃないのか・・・
「餌やりかあ」くらいな気もしちゃいますが、おいでおいですると腕に止まってそこで餌を食べてくれるので、すごくかわいい。
エボシドリなんかも手に乗って餌をパクパク食べてくれます。個体によっては触ってもいいヨ~オーラを出してくるので、撫でたりさせてくれる。
花鳥園という名だけあって、植物も丁寧に育てられていました。
大温室ではスイレンがよく咲いていて本当にキレイ。
ハシビロコウさんもいるので、眺めたり眺められたりできます。
開館直後ごろはジッとしてましたが、昼頃にはだいぶテンションが高くて飛び回っていました。
ハシビロコウって飛ぶんだなあ・・・とか思った。
おすすめ度 ★★★★★
めっちゃ鳥と触れ合えるので動物が平気ならめっちゃ楽しい
「それちょうだい・・・」とくちばしをスリスリして甘えてくるトキさんに貢いだりした
ハシビロコウさんがパクパクするだけして打ち捨ててしまったフナ(もともと生きて泳いでいた)
クリスマスは寒いからインバネスコートを試作した
どうも,まるさです.
昨日は世間はクリスマスでした.
昨日「クリスマスまであとどれくらいかな~♪」ってカレンダー見たら目玉飛び出た
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月23日
飲み会流れたし,話し相手になってくれる人もいないので寒いと感じていました.
たまには部屋くらい暖めようと呟くイブの日(自由律俳句)
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月24日
寒いの,もしかして薄着だからじゃないかなあ,ともって,コートを作ることにしました.
どんなのつくろ
着物を着るので,あーインバネスコートほしいなあーと思っていました.
買おうかと思って調べるとこんな感じ.
なんか高くないですか
買える気がしないので,これを作ることにしました.
早速生地を買いに行く
クリスマスに引きこもってるのもアレなので,早速生地をみにいきます.
日暮里行きたかったけど日曜はどこもあいてないのでユザワヤにしました.
年末休みかと思ってたけど年中無休だそう.やすんでもいいんだよ.
生地買いにいくんでしょまるさがんばれ!って自分応援し続けてはや1時間
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月25日
本番生地も買うつもりだったけど,年中無休ってことでとりあえずシーチングで作ってみて生地の量の様子みることにしました.
新宿の大きいユザワヤなくなってちょっと悲しかったけど吉祥寺も結構広くて安心した
紺のシーチング6m.330円/mだった.
型紙をおこす
なんか古い資料見つけたのでそれを参考に適当に型紙起こすことにしました.
びーるびーる
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月25日
昼からビール駆動
なんかビックサイズ仕様の計算式でうでながおじさんになってつらかった.
型紙つくるのどうせうまくいかなくてつらいので適当にやりました.
これ50年以上前の古い資料のはずなんだけどもしかして外国語の原著がある?
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月25日
ハトロン紙に原寸で書き起こすと結構デカい.
まぁコートだしそうか.
適当に型紙を起こす
つくる
生地の切り出しが終わったのが19時くらいで今日中に終わらなそうでつらい顔をしていました.
横着して適当に生地切り出したら6m全部使い切ってしまった.
ちゃんとやれば5m使わないくらいで作れそうな気がします.
えいえいやーっとつくりました.終わったの26日の2時すぎ.なにやってんだろ.
試作ということで襟はつくりませんでした.型紙も作ってないです.
インバネスコート試作品1号
— まるs (@maruuusa83) 2016年12月25日
ちょっと首回り広すぎた pic.twitter.com/2Um64XpWJC
まぁ,一応それっぽくはなった.
首開きすぎて僧侶みたいだった
型紙から起こすとどうしても一回じゃうまくいかない.
裁縫プロになりたい・・・
冬休みにこの型紙なおして本番やりたいなあと思ってます.
というか時間がかかるのは手縫いなのがわるい.
ミシンがほしい.
さいごに
クリスマス一人じゃ寒いからということでコートをつくりました.
でもシーチングで作ったので全然暖かくありませんでした.
作ってる間も寒かった.
裁ち目かがってる間が一番さむかった.
今回得た教訓は,クリスマスに変なこと頑張るより一緒にご飯食べてくる友達探した方が暖かいに違いないということでした.
それでは
今回はこのへんで ノ
まるさ
なんかわかんないけど手を動かしたい
どうも,まるさ@maruuusa83です.
この記事の公開日は12/14ですが,この記事はICT Advent Calendar 2016 の7日目の記事です.
1週間勘違いして行動スケジュールを組んでいたので,1週間遅れでしか公開できなかったです.
ゆるして
色々つくった
高専に入る前から「なにか作りたい」という欲はありましたが,ICTで色々経験してからはとりあえず手が動くようになりました.
「完成させることが大切」とか言いますが,ぼくはどうもうまくいかないので,とにかく数を打ちます.
飽きたならそれでいいか,と.飽きないものを見つけよう,と.
なんでもいいので,とにかく手を動かしてみるの,大事.
現役のみんなもプログラムだけじゃなくてアレコレ作ろう.
せっかくなので最近つくったものをちょっと紹介します.
ごはん
おいしいごはん食べるの好きなので,おいしそうだったごはんを生産しました.
なんかつらい日は黒毛和牛の肉で牛丼を作る
東京に越してから,食材的に沖縄っぽいモノが生産しにくくて困っていました.
というわけで沖縄料理本を探してみたらこんな古いモノが手に入りました.
40年前に発行された琉球料理本
ヌンクー小.根菜の煮物.東京で手に入る食材だけでもなんとか作れる
結構面白いのだけどマジ食材が手に入らない.
豆腐とか微妙な味の違いが出る.
工作っぽいの
なんかソフトウェアだけだとすぐ飽きちゃうので,ブツのあるものづくりを好んでやっています.
ADCこうして並ぶと可愛い
こうゴチャゴチャしたところにいると「楽しそうだね」って言われる 顔に出ているらしい
SHARPのIGZO液晶が秋月で売ってるぞ!って騒ぎになってた頃,手に入れて遊んだりもしました.
当時はケースなどもなかったので,自分で図面引いて発注なんかしました.
IGZO液晶とオリジナル筐体 我ながらいい出来
こういう「世界でひとつだけ」系のモノ作ると嬉しい.
おきもの
置物じゃなくてお着物です.
はじめて買った半襟
今年は大学院の受験でした.試験勉強が嫌で仕方なかったので,勉強する代わりに手縫いで着物を作りました.
そのおかげで無事合格できました.
四畳半の部屋で生地切るのマジ大変
型紙や本があるわけじゃなかったので気合と根性で縫い続けた
朝から晩まで縫い続けてたので3日で仕上がってしまった
楽しかったので落ち着いたらちゃんと型紙起こして量産したいなあと思ってます.
ところで和裁って型紙つかうの?
さいごに
なんか話が長くなりそうなのでこれくらいにします.
忙しくてあんまりやってませんが,手を動かすのっていいなあと思います.
楽しいし.
ICTな人達をICTな人たらしめるのは
「あ~^」とか言いながら超大作をつくったり,
くだらないことに暴力的に技術力を注いだり,
そういうトコロじゃないかなあと思っているので,
現役ICTのみなさんも好き勝手モノ作って見せびらかせばいいのだと思います.
それでは
今回はこのへんで ノ
まるさ